●力強い熱唱が満員の客席を魅了
HOT NIGHT IN OSAKA!――西郷輝彦の新しい歌手活動を示す 「Live Act. 6 〜だからボクは歌い続ける〜」が2010年8月21日、大阪・なんばHatchで行われ、計800人の聴衆を前にした西郷輝彦は力強い声を響かせました。 1964(昭和39)年デ ビュー以来の懐かしいヒット曲の代表的なものを総ざらいし、そこに近年のオリジナルソングやリメイクチューンを散りばめ、全体をパッケージング。さらに初めて披露する洋楽カバーを合わせ、29曲を熱唱しました。
●ユニークな独自スタイルで沸かせたセーリング
ライヴはオープニングアクト、セーリングの演奏でスタート。自らを「歌謡ロック」と称する通り、ポップスと歌謡曲を組み合わせた上に、曲によっては演歌のエッセンスもふりかけたユニークなスタイルが持ち味。30分ではありましたが、ノリのいい歌と演奏で会場を沸かせました。
●5年ぶりの「狂ったハート」
続いてはいよいよLiveAct.6の開幕。今泉正義さんのドラムソロに導かれて次々とミュージシャンがステージに登場して「なにかが起きる」へ。テンポの速い演奏を終える と、間髪無しに「狂ったハート」へ。 イタリアンポップスに西郷自らが詞をつけ、1970年代はじめのころはコンサート終盤に歌う定番曲でもありました。しかし、徐々に歌う機会が減り、2005年のBASILライヴを最後に歌われることはありませんでした。西郷は今回、この曲を今の等身大の自分で歌ってみたいとあえてピックアップ。しかも、ライヴスタートから2曲目に配置し、ファンを驚かせました。
●ライヴ前半にAt This Moment !
1960年代のヒットチューンを立て続けに5曲歌いきった後は、レイチャールズやエルヴィスプレスリーの名唱で知られるI Can't Stop Loving You。これもまた、いつもならアンコールナ ンバーで歌う曲であるだけに、見慣れたサポーターの皆さんも驚いたようです。シャルルアズナブールのシャンソンに自分で詞を付けた「すばらしい記念日」をクッションにした後は、At This Moment、It Had Better Be Tonightを休みなく披露しました。
●ゲストのミューアさんも歌唱力を存分に披露
歓声の中で西郷からバトンを受け取ったのはシンガーソングライターのミューアさん。これまでも西郷とは交流があり、元々大阪出身であることから今回のゲスト出演に結びつきました。Yes or Noではカラフルな音色を、 一方のKaleidoscopeは徐々に盛り上げていく歌声に注目が集まりました。この日は歌いませんでしたが、8月6日に「マイブルースター」、「Fight !」、「僕から」の3曲入りシングルCDを発売したばか り。波に乗る現在のミューアさんをステージでも存分にアピールしていました。
●要注目の新リメイクにHold On
「真夏のあらし」から始まったライヴ後半も最初は60'sを中心にしたオリジナルからスタート。5年ぶりに歌う自作曲「告白」で場内をやわらかく包んだのち、ライヴ定番となったMy Wife the Dancerに。さらに今回初 披露となるHold Onを取り上げました。カナダ人ジャズシンガー、マイケル・ブーブレの最新アルバムに収められている楽曲で、ほとんどがリメイク(カバー)ソングで占められる中、この曲はブーブレのオリジナルソングです。端正なピアノのイントロに導かれ、はじめは少しずつ、中盤から後半へは一気に盛り上げていく大きなバラードソングです。カバーするには非常に難しい場面が何度もあるナンバーですが、西郷は独自の解釈を盛り込みながら終盤につなげ、大きな拍手を浴びました。
●十数年ぶりにオリジナルアレンジの「星のフラメンコ」
「アメリカの祈り」、soraを歌ってライヴ本編は終了。すぐにアンコールに入って自作の「カムバックブルース」。ここでも大きな拍手を浴び、お待ちかねの「星のフラメンコ」へ。今回はなんと!十数年ぶりのオリジナルアレンジによる星のフラメンコでした。2001年以降、ラテンアレンジによる「星のフラメンコ」を歌い続けてきましたが、今回は心機一転、オリジナルアレンジに戻しました。歌い慣れたアレンジメントを変えたり元に戻すことは、実はとても勇気がいるものです。楽曲のイメージを損なう懸念もありますが、西郷はここでもあえて挑戦!ラテン一色だった同曲を、キッチリと発売当時のレコードアレンジに戻して歌い切りました。Pasadena Freewayで完了・・・かと思いきや、再び全員がス テージに現れて壮大なバラードナンバーLet It Be Meで大団円を迎えました。
●12月の日比谷公会堂から2011年の音楽活動へ
西郷輝彦はこのあと舞台公演を務めて、12月には東京・日比谷公会堂コンサートが控えています。なんばHatchで披露した29曲のうち、ある曲はさらに磨きをかけ、また別の曲は新挑戦ナンバーと入れ替わるかもしれません。それもこれもすべてはこの日のなんばHatchライヴが基礎となるものです。西郷輝彦の新しいチャレンジに向けて、皆様もどうかご期待くださいませ!
この日のセットリスト
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01) Opening〜なにかが起きる
02) 狂ったハート
MEDLEY (2 Chorus)
03) この虹の消える時にも
04) 十七才のこの胸に
05) 恋人ならば
06) 涙をありがとう
07) 傷だらけの天使
08) I Can't Stop Loving You
09) すばらしい記念日
10) At This Moment
11) It Had Better Be Tonight
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ミューアさん Yes or No
ミューアさん Kaleidoscope
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12) 真夏のあらし
13) 情熱
MEDLEY (2 Chorus)
14) メキシコ娘
15) 初恋によろしく
16) 星娘
17) 君だけを
18) 泣いてる場合じゃないんだよ
19) 告白
20) ねがい
21) My Wife the Dancer
22) Green Green Grass Of Home
23) Hold On
24) An American Trilogy
25) sora
(Encore_1)
26) カムバックブルース
27) 星のフラメンコ
(Encore_2)
28) Pasadena Freeway
(Encore_3)
29) Let It Be Me |